本日は日曜日。
慌ただしく起床、からの身支度を整えて食パンをくわえたらいざ出勤。
という忙しい平日とは少しだけ違い、学校で授業です。
この日は、GNSS測量の日。
一般的にはGPSと呼ばれている技術で、衛星からの電波を受信することで位置情報を特定することができます。

実習の内容は、学校周辺に設置されている「街区基準点」について、国土地理院のHPで公開している成果と観測して得られた値にどれくらいの誤差があるのかを調査することです。

観測は、据付が簡単なVRS方式と呼ばれる方法で行いました。
一般的に500円玉程度の観測の誤差があると言われています。

GNSS測量で気を付けるポイントは「上空視界」。
電柱や高層の建物、カーブミラー等が近くにあると衛星からの電波を受信しにくくなるか、データの取得ができない事があります。
観測に入るには、現場の事前調査も必要ということです。
観測後のデータ解析では、20mm程度の誤差で整合性が確認できました。
今まで経験してきた、目で見て観測を行う測量とは異なる方法ですが、こうした知識や技術が今後求められますよ^^/