勉強の原点に立ち返る[測量科]

一年間測量の授業を受けてきた測量科。
測量の理論を中心に、測量に関する様々な実習も行ってきました。
そんな授業の締めくくりに、都内に設置されている測量の「原点」の見学を行いました。

まず訪れたのは、憲政記念公園内に設置されている「日本水準原点」。
水準ということで、高さの基準とされる原点です。

西洋風の建物が一際目を引きますが、大事なのはその内部。
鍵付きの扉で閉じられ、厳重に保管されています。
今回は国土地理院の職員立会いの下、詳しい説明とともに、内部を見せてもらうことができました。

また、日本水準原点の真横には電子基準点が設置されているので、併せて見学しました。

電子基準点の目的や役割はもちろん、日本水準原点の近傍という位置だからこその用途なども解説していただきました。

続いて、「日本経緯度原点」へ。
日本水準原点から歩いて30分ほどの位置にあります。
こちらは、現在使用されていない史跡のような存在ですが、その歴史を知ることも一つの勉強です。
測量科は、測量を経験されている方も多く入学しております。
そういった学生にとっては、自身が業務の中で触れてきた技術の片鱗を見る良い機会となったようです。
今回の見学内容は、正直、知らなくても損はしません。
でも、もし知っていたら得ですよね。
勉強って、そういうことだと思います^^/

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