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建築学科3年生の設計製図では、鉄骨造でオフィスビルを設計する課題に取り組むため、鉄骨で建てられる建物の構造について学びました。鉄骨造は、柱や梁、床材や屋根材、そして外壁材や仕上材など、数多くの部材で構成されています。これまで、建築一般構造や建築施工の授業で学習した内容を踏まえて、まずは動画で実際の現場の様子を見て、鉄骨造の建物がどのように出来上がるかを理解しました。
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動画を視聴した後は、手書きで鉄骨造の建物の平面詳細図と矩計図の写図を書き、どこにどんな部材があるのか、各々の部材の寸法はどれくらいなのか等々、鉄骨造の納まりや部材名称を覚えていきます。写図が提出できると、次は敷地見学に出掛けて、いよいよ新しい課題の計画に入ります。