では、卒業年度になると3つの専攻に分かれて、より実践的な実習を行っています。
今回は「施工専攻クラス」の実習風景をご紹介させていただきます。
施工専攻クラスの軸となる「施工専攻実習」は、建築工事現場管理を想定した授業です。
2号館の最上階にある大空間の全天候型室内実習スペースで、測量や墨出しなど、実際の建築施工現場で行われている実務を本番さながらに実体験していきます。
ヘルメットをかぶり教員の指示を聞く姿は、現場所長の指示を受ける若手現場監督のようです。
指示事項を確認したら「ご安全に!」の掛け声でいよいよ作業開始です。
写真は、「墨出し」実習の風景。
印のつけ方、墨つぼの持ち方、身体の向きや姿勢にまで注意を払って、現場の所作を身につけていきます。