建築学科・建築工学科2年次において「構造設計」という専門科目があります。建物の強度を計算し、地震や台風においても安全な建築物を設計できるようになるための大切な知識と技能です。
先週までは、建物についての荷重計算を行い、今週は鉄筋コンクリートの床版にどのような力が発生しているのかを検証計算を行いました。それの結果を考慮して、コンクリートの中にどれだけの鉄筋が必要になるかというコンクリート床の断面算定を行います。
一見、難しすぎるようにも思えますが、これまでの基本がきちんと習得されていれば、誰でも建築物の構造計算はできるようになります。また、このような知識と技術を習得することが、建築士になるための国家試験でも重要とされます。将来の国家試験突破のためにも、今やれることを全力で頑張ってください!