王子キャンパスでは「フルハーネス特別教育」が行われていましたが、並行して軽井沢研修所では「地盤調査実習」「建設足場実習」「排水管敷設実習」の3専攻を、希望のコースに分かれて実施していました!
まずは、地盤調査実習!
地盤調査とは・・・
土木分野には、構造物の計画に大きく影響する、地盤の状態を調査する専門の職業があります。
研修所内の実習場で調査を行い、地盤の支持力や地層の分布を調べる為の代表的な試験を行いました!
~標準貫入試験~
地盤のN値を求める為と、試料を採取する目的で行う試験です。
N値とは・・・地盤の締まり具合や強度の基準となる値で、5が標準です。数値が高いほど硬く強い地盤となります。
地上から10mまで調査した結果、6m程はN値が2~3と軟弱地盤でありましたが、6m以降は徐々に硬い地盤へと移り変わっていました!
また、こちらが標準貫入試験で採取してきた試料です。色や形、感触で地層を判断しました。
~SWS試験~
段階的に載荷し、沈下量やハンドルの回転数、載荷した荷重で換算N値を求めます。
人力で地盤の支持力を調べる試験な為、硬い地層に当たった時はかなりの労力を要します💦
~DSPT~
質量10kgのハンマーを所定の高さまで持ち上げ自由落下させた回数で換算N値を求める試験です。
10mの深さまで調査を行う為、途中で腕が上がらなくなる学生もちらほら(笑)
また、夜間講義では実習データを整理して柱状図の作成を行いました!
昼は外業、夜は内業とヘトヘトになりながら、2泊3日の総合建設実習を無事に終えました!
地盤調査専攻の皆さんお疲れ様でした!!
中央工学校では、授業の一部を体験することができる「体験入学」を実施しています。
下記リンクを参考にして、奮ってご参加ください!
体験入学&学校説明会 | 中央工学校 (chuoko.ac.jp)
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