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土木建設科や測量科とは異なり、卒業と同時に「測量士」の資格を取得することができる学科、「地理空間情報科」。
授業は、航空写真や衛星画像を駆使した内容も含まれる他、軽井沢の研修所に宿泊して測量実習を行う「総合測量実習」では、3DレーザースキャナやUAV(ドローン)の実演や体験を行い、校舎のある王子では得ることのできない技術に触れることができました。
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軽井沢の地を周遊して、衛星画像を基にした土地利用/土地被覆図作成のための現地調査。
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衛星画像や空中写真のように、上空から撮影された画像では、樹木で覆われた土地の地表部分が隠れてしまいます。
なので、撮影された地点を実際に歩き、写真や画像に写っていないエリアを調査していきます。
どんなに技術が進んでも、最後はやはり人の目で確認することが重要なんですね。
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UAV(ドローン)の実習では、その機能や法令について説明を受けました。
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研修所のある軽井沢は、空が広い敷地が多いので、ドローンを100m以上の高度で飛ばすことができます。
実際に空中写真の撮影を行うコースをプログラムし、空撮(ドローンで地表面を撮影すること)も行いました。
技術の進歩と、その裏側で活躍し続けている人の力の重要性を学ぶことのできた一週間。
残り半年を切った学校生活で、様々なことを勉強してください^^/