キャンパスニュース

2024.07.11 土木測量

総合建設実習② 排水施工編 [土木建設科2年]


総合建設実習では地盤調査実習と並行して、軽井沢研修所内の排水環境を改善するために排水管敷設実習も行われます。


実習は現場の確認から始まります。

計画図面と現場の状況を照らし合わせて、施工に影響する要素などを確認します。

 

続いて、掘る穴の深さや配管の高さの目安となる「丁張り」の計算を行いました。

丁張りとは木杭と板、水糸で作られ、標尺(スタッフ)を当てるだけでその場の高さが予定通りに施工されているのか確認できるものです。

 


現場を確認し丁張を理解したら、施工に入ります。

掘削した地面にシートを張った後、丁張りを使って高さを確認しながら砕石を敷き詰めます。

 


作業と並行して現場監督役の学生が黒板を使用して、記録写真を撮影します。

このようにして、作業が計画・設計図通りに進められていることを記録します。

 


砕石の上に排水管を設置したら、さらに砕石で埋めます。

砕石は一輪車とスコップを使って人力で投入!

全身を動かす実習で夕方頃にはヘトヘトに…

 


実習では雨が降った班も…

実際の工事では交通規制をして行うものが多いため、雨が降り出しても一度穴を掘ったら埋めて規制解除するまで作業は中断できません。

講師の先生からは、そういったお話も伺うことができました。

 


排水管敷設実習と並行して、丁張りを設置する実習も行いました。

 


高さを計測して木杭に板を打ち、そこに水糸を張って線形を出していきます。

 


完成後の写真がこちら。

排水管は地下に埋設されるため、見た目には分かりません。

しかし、排水機能の向上によって通路や駐車場に水が溜まらなくなりました。

 

これにて総合建設実習は終了です。

土木建設科2年のみなさんお疲れ様でした!


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