学科:エンターテインメント設営科
最終回!これまでのコンサートステージをエンターテインメント設営科がどのように作成し開催していたのかを、一期生でもあり学科担当教員である斉藤先生のコメントと合わせてご紹介する企画の第5弾!!
今回の記事では、2022~2023年の作品についてご紹介していきます。
【雪降る森の中での再開】2022年作品
開催:2022年12月 (令和2年)
斉藤先生の筆はすすむ…学校行事も少しづつ…
学校行事も少しづつコロナ前の状態に戻りつつあり、クリスマスコンサートを再開することになったんだ。でもこのイベントって1、2年生が合同で準備とか本番の運営を行っていたから、いままでだったら先輩が後輩をサポートしてくれていたけど、学生はみんな初めてな状況で…それに中央工学校STEPホールが改修されて初めてのイベントってのも重なって…。参加高校は1校だけ限定にさせてもらって、そしたら逆に、コンサート中は高校生たちがいろいろ工夫して盛り上げてくれたっけなぁ~。なによりスモークマシーンが導入されたから照明演出効果がバツグンに向上しちゃって…すごく美しかったな~もちろん高校生たちの演奏もねッ!
スモークマシーンとは?
モクモクとした煙を発生させる機械。照明の光線輪郭がくっきり見えるようになり美しいライティングが可能となる。
【羽を広げて】2023年作品
開催:2023年12月(令和3年)
斉藤先生は昨年の様子を思い出しながら…この年にエンタ…
この年に中央工学校エンターテインメント設営科の学生募集停止が正式に発表されたんだよね~。カリキュラムや学生数の都合上、クリスマスコンサートなどの大きなイベントの開催は本当に最後かもしれないと、講師陣とセットデザインに気合いを入れたんだ。孔雀の羽根がモチーフで、蛍光塗料とブラックライトも準備してファンタジーな世界観をイメージしていて…そのイメージにさらに俺のわがままも盛り込んで……ふぅ~学生や講師陣は大変だったと思う…(笑) でもいままでと全然違うテイストで、なかなか良いと思うのだけど…どうだろう…いいっしょ!?ねッ!?
2校参加してくれた高校生たちどうしで交流の場にもなっていて、このイベントって本校学生にとっても大切な場になっていたんだよね。
ここまで斉藤先生には、エンターテインメント設営科が創り続けてきた「クリスマスコンサート」を振り返っていただきました。それぞれのコンサートステージのテーマや制作秘話など楽しんでいただけましたでしょうか?閲覧者の方々にはここまでお読みになっていただきありがとうございます。最後になりますが、2024年12月20日(金)に開催を迎える今年のステージについて斉藤先生にコメントをいただいました。
終わりに 【2024年開催に向けて】
2023年のコンサートが終了した後、「来年(2024年)も可能な範囲で是非!」と高校の顧問の先生方から声をかけていただきました。(大道具セットは制作できない。照明操作にも人手が足りないかもしれない。)という不安はあったんだけど、今までの様には出来ない事を伝えつつ、最後のコンサートを開催しようって決定しました。
幕類と照明演出でどこまで華やかなステージが作れるのか、不安もたくさんあるんだけど…高校生の演奏を楽しみに、在校生やお手伝いにきてくれる卒業生たちと全力で成功に向けて頑張ります!皆さんの来場を心よりお待ち致します。
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