
📐トラス構造の破壊実験に取り組む

建築設計科2年生の選択科目「構造演習」で、トラス構造の破壊実験を行いました。
ケント紙を使いトラス構造の模型を作成し、計算だけでは理解しずらいトラス構造の力の流れをトラスの模型を破壊することで学んでいきます。
完成した模型をセットし、ゆっくりと荷重をかけていきます。
💥 壊れ方には必ず理由がある

興味深かったのは、壊れ方には必ず理由があるということ。
・接着が甘い部分から破断する模型
・圧縮に弱い部材が座屈して崩れる模型
・形状のバランスが悪く、片側だけ大きく変形する模型
同じ素材を使ったのに、模型の精度によって挙動がまったく変わることを目の当たりにしました。
🏗️ 模型から見えるトラス構造の優位性

建築を学んでいると、図面や計算だけでは掴みきれないものがあります。
今回はケント紙を使って簡易的なトラス構造の模型を作り、その強さと壊れ方を観察する破壊実験を行いました。
素材は紙でもトラス構造にすることにより想定以上の力に耐えるという結果から、いかに、実際のトラス構造が優れた構造体か知る事が出来ました。