キャンパスニュース

2023.01.06 建築

風速を測定する [建築設備設計科2年]

設備の仕事は目に見えないモノを扱うことが多い分野です(`・ω・´)
今回測るのは風速!! そう!「風」です(。-_-。)

風が吹くのは、外でしょ?と思うかもしれませんが、室内でも風が吹くことがあります(-“-)ん~…?
室内で吹く風といえば、、、扇風機!風を吹かせて、部屋を涼しくしてくれます。同様にエアコン【空調機】も涼しい風や暖かい風を吹かせて室内の温度を調整してくれています。
そんな目に見えない「風」の速度を測り、数値化することで、空調機の能力が、その空間に適しているかどうかを判定するのです( ..)φメモメモ

 

建築設備実習室、通称 Facility Studioにはエアハンドリングユニットという空調機が設置されています。
その空調機で温度や湿度を調節した空気は、ダクト(風道)を通って、各種吹出口から室内に供給されます(*´ω`*)
空間の用途に最適な環境を作るため、それぞれの吹出口から出てくる空気の『風速』を微風速計を用いて測り、風量を算定し、その結果を基に、空調機の能力が適切に発揮されているかを確認していきます。
吹出口も開口面積の大きな筒状の「ノズル型」や格子状に羽根のついた「VHS型」など様々な種類があり、風速がそれぞれ変わってきます。

 

ちなみに、前期は『カタ寒暖計』という機器を用いた実験を行いました。カタ寒暖計は、風として認識されない程度の気流を計測する温度計で、室内の、風速が小さく、かつ方向が一定しない気流(m/sec)を測定することができます(`・ω・´)
私たちの暮らす世界には空気が存在します。空気が動き回っているから、新鮮な酸素を体内に取り込むことができています。そんな目に見えない環境を数値化し、目に見えるカタチにして環境を整える。それが設備の仕事です(*^^*)

設備の仕事に興味がある方は、ぜひ!体験入学にお越しください。
(申込URL→https://chuoko.ac.jp/eventform/?ev=experience)