キャンパスニュース

2023.10.12 建築

大卒生に聞いてみました [学生インタビュー]

 僕は、保育士なりたいとずっと思っており、短大に入学しました。しかし、入学したのがコロナ禍真っ最中で、同じクラスメートと初めて顔合わせしたのが1年生の後期末でした。
 2年生になると実習が始まるのですが、全て中止。遠隔授業ばかりで、何のために学校に在籍しているのか分からず、コロナ期と学校の選択に後悔があり、将来に不安が募りました。

 卒業を控えた頃、両親と話す機会があったのですが、両親は設備業を営んでおり、小さい頃からとても苦労しているのを見てきていたので、これを機に自分がこの会社、地域を繋いでいくためにも勉強をしなければと考えました。そして、勉強するなら若いうちにまとめてしよう、頭に入るうちに勉強しようと思いました。

 学校を探さないといけないと思い一番に思ったのは、学校の探し方が分からないということでした。そもそも建築の分野がどのように分けられているのかも分からず、なぜ設備の学校がこんなに少ないのか疑問でした。設備ってどこで学ぶのか、どういう学校に行くのか、また中央工学校にしても建築設備設計科に入るのがいいのか、建築学科・建築工学科の設備専攻に入るのがいいのか、自分が設備の何を学びたいのかをしっかり目的を持って探さなければ、後々後悔します。
 今進路を考えている人は、どのように探せばいいか分からないと思いますが、自分の将来と向き合い何になりたいのかを考えた上で、自分の道を選んで欲しいです。僕は、何の資格が取れるかを基準にして、中央工学校に入学を決めました。

 建築系の資格は、結局働いていないと受けれないものが多いです。資格を取るにしても、建築の基礎や様々な知識が分かっていないと仕事にならないと回りの方々に教えていただきました。
 僕の場合は、四年制大学に編入学するか専門学校に行くかで迷っていましたが、保育と建築では分野がかけ離れすぎていて単位が認められず、大学の編入学は断念しました。専門学校は、大阪に数校、東京に数校、はっきりいうとオープンキャンパスは大学しか参加しなかったので、実は中央工学校には入学してから始めて来ました。

 しかし、実際に入学してみると、先生方の授業や施設の凄さにとても驚きました。現場での見方を交えながら教えてくれることや、実物を見て学んだり、実際に使って理解することができる環境があるのは、他の学校にはない中央工学校だけの大きな特徴だと思います。

 建築設備設計科では、衛生設備・空気調和設備を学ぶことができます。きちんと一から教えてくれます。資格だけを取るなら資格の専門学校で十分ですが、中央工学校なら建築を基礎から学ぶことができ、就職して必要になる資格を取れるので、僕のような建築に一切携ったことの無い人でも知識をしっかり身に付けることができます。
 僕も相当覚悟して入学しましたが、ついていくのに必死です。しかし、日々の授業の中で理解が深まり知識が身につく感覚は、僕にとって楽しくて仕方のない毎日です。

 将来、両親の会社を継ぐ人や設備に関わる仕事がしたい人には、ぜひ中央工学校をお薦めします。中央工学校には、設備のプロの先生方がたくさんいるので、何も心配せずに安心して入学してください!