【新入生の皆さん】
建築室内設計科1年生の皆さん、自宅での日々をどのように過ごしているでしょうか。皆さんが笑顔で教室に集まれる日を心待ちにしています。不安もあると思いますが、今はもう少しだけお家にいて、できることからはじめていきましょう。
手元に自宅学習課題が届いたら、内容をよく確認して取り組んでみてください。今はわからないことや苦手だと感じることがあっても大丈夫です。授業が始まったら、一つひとつ一緒に解決していきましょう。
今回の自宅学習課題は、1年生前期で取り組む課題にも直結する内容となっています。過去の学生たちの授業の様子と一緒に、今後どのような勉強をしていくのかを紹介していきます。
1年生の初めての作品制作となるのが、建築設計製図の授業で取り組む「自分の居場所」です。
普段生活している “自分の居場所”を図面化し、写真や、お気に入りポイントなどをプレゼンテーションボードにまとめます。
自宅学習課題の「インテリアエレメント採寸レポート」では、自宅の身近な家具や建具などを測ってもらいますが・・・実は、そのレポートをそのままこの課題に活かす予定です!ぜひ、頑張って取り組んでください。
透視図の授業では、手描きによる立体、空間表現の基礎から応用まで、一年を通して学んでいきます。中でも、建築やインテリア空間のスケッチは、週に一度の授業や、校外見学先など、2年間でたくさん描く機会を設けています。スケッチは、自分で思い描いたイメージを相手にわかりやすく伝える手段として、とても重要なツールのひとつになります。
写真は、学生が描いた軽井沢にある「石の教会」のスケッチです。
はじめは上手くできなくても、授業や課題を通して少しずつ慣れていくことで、1年で見違えるように上達します。
インテリアスケッチの自宅学習課題も、講師の浜野先生(上記写真右)の動画を参考に、
チャレンジしてみてください!
【進級生の皆さん】
卒業学年である皆さんにとって、いつも通り学校に通えないこと、例年通りの就職活動ができないことなど、心配事も多いと思います。普段の生活に戻った時、授業や就職活動などをスムーズに行えるよう、今からできること、今しかできないことを自分なりに考えてみてください。
自宅学習課題は、2年生前期の「RC造複合ビル課題」に関するものとなっています。南青山の敷地見学、春休み中の店舗リサーチを踏まえ、エスキスをしっかりと進めましょう。
授業では、設計演習として、さまざまな建築の形態を学び、外観デザインを検討する即日課題を行います。手描きの外観パースとスタディ模型を作成します(盛りだくさん…!!)
各自のRC造複合ビルコンセプトをもとに、外観イメージを膨らませていきます。
完成した作品は、クラス内で発表してもらいます。講師の先生からアドバイスをいただきながら、設計課題のエスキスを詰めていきます。
設計のエスキスを進める上で、参考となる書籍や資料がたくさん必要です。自宅で可能な範囲で、インターネット等を活用して、建築や店舗デザインの情報収集を行いましょう。
不要不急の外出は避け、学校で会える日まで、各自今できることを精一杯取り組みましょう。