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伝統工法研究の授業で、図板を書きました。一般的にはベニヤ板などに墨差しを使い書きます。これを見ながら墨付けを行います。
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図板の書き方や読み方を説明しました。
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スケールを使うと収縮がでる為、ずれない寸法を取れるように尺杖と矩計用の杖をつくりました。
図板:設計図を基に、部材の墨付けをするために、平面図と構造伏図が合わさったような図面です。
尺杖:長い寸法を測るために、棒状の木材に寸法(10㎝ピッチ)に線を書いたもの。
矩計用の杖:柱の墨付け(縦方向)をするのに土台や桁等の横方向位置を書いたもの。
墨差し:木材に線を引く道具で、竹を細かく割り、先を尖らしたもの。
墨付け:木材に差し金と墨差し、墨ツボを使い工作をするための線を書くこと。