キャンパスニュース

2020.11.07 建築

造作 敷居・鴨居編 [木造建築科2年]

 

今回のテーマは 『ひかりつけ』 

 

 

2年生の木造技能実習では敷居・鴨居の造作を始めました。光付け※1は差金を駆使し、柱の曲(くせ)※2を敷居・鴨居へと写しとります。

 

 

光付けで墨の点をとり、作業台でしっかりと光付けの墨を引きます。

 

 

合わせているだけなので、ズレないように慎重な作業です。

 

 

矩(かね)※3に当てると、柱と差金の隙間があり、寸分の狂いもないように作業します。隙間のある和室では職人技とは言えません。

 

 

光付け:デコボコした石の上や、柱の曲(くせ)を写し、木材をぴったりと隙間なく取付ける加工技術のこと。
曲(くせ):木材に曲がりや捻じれなどがみられること。
矩(かね):直角