
二年生前期の設計製図では、RC建築物の成り立ちやつくりかたを、作図を通して学びます。建築の仕事っていうのは実に幅が広いものです。社会を変えるような壮大なビジョンを描くのも仕事。誰もが惚れてしまう美しい建ち姿をデザインするのも仕事。されど、それを現実に建ち上げていくためには、日々誰かが図面を描き続け、工事現場で現物と格闘し続けるのです。というわけで、工務店を運営されているリアル現場監督の講師の先生から、この日も建築生産の醍醐味を学び中です。
学びの基本は汗と涙の手描き図面です。

現場のリアルを体現する「施工図」の作図には、やはりデジタルよりも、鉛筆と消しゴムが良く似合う。図面に手で描き込まれた格闘の痕跡が、将来現場を担う学生たちの自信の証になることを願っています。意匠設計を目指す人にも、現場監督を目指す人にも。その他あらゆる建築のお仕事を目指す人にも。