建築室内設計科ならではの科目「照明計画」。
照明は、空間を豊かに演出し、インテリアの要素として欠かすことのできない重要な要素です。
授業では、照明にかかわるさまざまな知識習得に向けて、講義や演習を行っていますが、今回は「行灯照明」作成の様子をお届けします。
学生たちに配られたのは、ただの真っ白な紙が数枚。
それらを、各々切ったり、折ったり、重ねたり…果たしてどんなものが出来上がるでしょうか?
当日、講師の先生が準備してくれたのは、「LED照明」です。
普段、お仕事で使用されているものを特別に使わせていただきました!
白い紙で作成したパーツで、LED照明を包み込んでいきます。
LED照明は、電球のように熱くなりにくいので、紙のように可燃性のあるものでも、短時間であれば問題なく近づけることができます。
全員、セッティングができたところで、広いスペースに並べていきます。
教室のロールスクリーンをおろして、電気を消すと……………
一同 「おおおおぉぉぉぉぉぉ~~~」
自然と拍手が沸き起こりました!
紙の重ね方や折り方によって、光と影のコントラストがそれぞれ異なる表情を生み出しています。
学生たちも、行灯制作を通して、光の面白さに気付いたり、照明に対する意識が変わったようです。
まずは、自分の部屋など身の回りの照明について、目を向けてみると面白いかもしれませんね!