キャンパスニュース

2021.12.09 建築

総合建設実習(設備) in FacilityStudio [建築設備設計科2年]

今年も残念ながら、合宿での総合建設実習を実施することはできませんでしたが、富士教育訓練センターより講師を派遣していただき、総合建設実習(設備)in FacilityStudioを実施しました(#^.^#)
本日は実施された実習の様子をご紹介します(*’ω’*)

まずは・・・屋内配管実習から見ていきましょう。
屋内配管実習では、配管用炭素鋼鋼管(SGP)の白管を用いて、加工・組立・耐圧試験を行いました。

まずは、配布された図面から、配管の切管寸法を算定していきます!
これがなかなか難しい…(-“-) ん?図面に寸法、描いてないのかって??
図面に記載されているのは、完成したときの寸法!継手の種類や位置によって、配管をいくつで切断して、継手との重なりがどのくらいになるのかを正確に算出しないと組立後の寸法が図面とズレてしまうのです(。-_-。)
算定が終わり次第、使用材料をチェックしていきます♪

切管寸法が算出できたら、バンドソーを使って配管を切断します。
そして、継手と接続するためにねじ切り機で加工します。
ねじ切り機はその名の通り、ねじのギザギザを作ってくれる機械です(`・ω・´)
そして、そのねじの部分にシールテープを巻いていきます。
シールテープを巻くことでねじのギザギザの隙間を埋めて水漏れがないようにするのです(*’ω’*)

今回は特に手締めで組立るので、しっかりと巻けていないと・・・ 締められていないと・・・ 

さあ!水漏れしないか、耐圧試験へLet’s GO!
配管に水を通し、圧力をかけて行きます。
結果は・・・( ゚Д゚) 水、漏れてます・・・  残念!!難しいです。職人さんはすごいですね(^_-)-☆

屋外配管実習は「縦断図」の作図です。
土の中に埋まっている配管(埋設管)の中でスムーズに水が流れていくように勾配をつけるのですが、一定の勾配にならないと、水が流れていきません。
縦断図はその勾配を示す図面です。実務でも必ず作図します(`・ω・´)
頭を抱えながら、考えて考えて、作図して、完成です(^^)/
短い時間でしたが、充実した実習となりました。講師の先生方、ありがとうございました(‘◇’)ゞ

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