夜間建築科の2年生の卒業設計がスタートしたのは、まだ残暑厳しい半袖の季節でした。敷地として設定されている飛鳥山をリサーチしたり、「アートセンター」というお題に対して、自分が提案したい施設のアイディアを自分のテーマとしてとりまとめ、クラスメートや先生の前でプレゼンテーションしたのが始まりでした。夜間の学生たちの幅広い年齢層やバックグラウンドの多様さを反映してか、実に多種多様のテーマが出揃ったのでした。
あれから、季節が変わり寒い年の瀬になりました。みなさんの卒業設計も、あのときに発表した夢物語から、徐々に形をあらわし、遂には立派な建築図面としてまとめられるまでになってきました。年が明けたら、いよいよ模型製作やパース図などを含んだプレゼンテーション図面の作成に移っていきます。当初の熱い想いが、どのように実を結ぶのかとても楽しみです。寒さに負けずにやり切ってほしいと思います。
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