今回は、インテリアデザイン科の多くの学生が憧れる人気資格、【インテリアコーディネーター資格試験】の挑戦と合格について、中央工学校インテリアデザイン科在学中に資格取得をした羽賀さんのインタビューを通して、その実態をつかんでみようと思います。インテリアコーディネーターは一次試験と二次試験に分かれており、羽賀さんは在学中の3年間を利用して合格結び付けました。今回は、二次試験合格までの様子を紐解いていこうと思います。
< 二次試験編 >
〇二次試験(実技)ではどのような勉強をしたの?
とにかく過去問と予想問題を繰り返しやりました。試験は、プレゼンテーションと論文を180分(3時間)で描き切らなくてはいけなくて、プレゼンテーションでは、全体のエスキスから始まり、作図、着彩までやるんですが、手描きの図面や着彩については学校で学んできた様々な実習授業が活きていてあまり苦労はしませんでした。苦労したのは論文の方で、事前問題から論文を構成してみても、なかなかうまく文章を作る事が出来ず…最後はYouTubeなど動画で論文の構成について勉強をして挑みました。
〇二次試験に合格した時の感情はどうだった?
たくさん過去問に取り組んで、自己採点的にも手応えがあったので、インターネットで合格を知った時は、とても嬉しかったし安心しました。ただ…自分の作図が何点で合格したのか、合格ラインギリギリだったとか、不明な点が多くて…結果の詳細が知りたいな~というモヤモヤ感は若干あります。
〇もう一度聞くけど…専門学生でも挑戦できる資格かな?
二次試験の実技は、専門学校で学んだ実習授業の技術を活かせる内容です。事前勉強も非常にスムーズにできるので、ぜひ挑戦してほしいです。ただし、論文については時間のかかる内容かもしれませんが、出題される内容は、学校の設計授業で設計主旨を書く際と似たような内容だったりするので、まったく想像できないわけではありません。ぜひ頑張ってほしいです。
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-卒業生データ-
●羽賀 菜月 さん
履歴:インテリアデザイン科インテリアデザイン専攻 2024年3月(令和5年度)卒業
現在:e暮らすホーム 在職中
資格:インテリアコーディネーター、色彩検定3級、UC級、Vector worksベーシック認定、商業施設士補 他