玄翁の柄[木造建築科2年]

木造建築科の1年生は、道具造り(鑿・鉋の裏押し)からスタートしますが、2年生の初めも道具造りからスタート。
これ、めちゃくちゃこだわっています!

玄翁(げんのう)は大工道具の中で一番使う道具です^^
刃の付いた道具は研ぐことで摩耗し、やがては道具としての生涯を終えるのに対し、玄翁は摩耗の速度が著しく遅いため、一つの玄翁を一生の道具として使うことが出来ます。
だからこそ、最初の道具選びにもこだわっています。

手始めとして、一度柄を抜いて、ヒツを整え、柄の長さを調整し、もう一度柄を入れます。
柄の持ち手を、棗(ナツメ)やクルミのように持ちやすいカタチに整えます。

少し手を加えることで、手が疲れることなく作業することが出来、愛着も増すことでしょう。
柄が折れた時は自分で直せる技術を継承しました!

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